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デュアルタスク
2024年11月27日
年齢を重ねると筋や骨などの機能と共に、認知機能も少しずつ衰えていき、高齢になるほど認知症のリスクは高まると言われています。
そして、認知症の発症や進行を止める根本的治療薬はまだ開発されていません。そのため、日々の生活で認知症を予防していくことが大事になります。
日常的な運動は、認知症の予防に効果があるとされています。近年、特に効果的な運動の方法として、単純に一つの運動を行うのではなく、複数の運動を組み合わせて行う取り組みが注目されています。
たとえば、両手を広げて足は閉じるなど、手と足で別々の動作を行うことや、しりとりをしながらボールを回すなど、頭で考えながら身体を動かす方法です。このように2つのことを同時に行うことを「デュアルタスク」と呼び、単純な運動よりも脳の活性が高まると言われています。
今日のリハビリでは、足踏みをしながら、口頭指示のあった数字を探すという「デュアルタスク」を行いました。
自宅で行う時は、静岡市地域リハビリテーション推進センターさんが作成している「ちゃきちゃき体操」がおすすめです。YouTubeに公開されていますので、ぜひご家族の方に紹介してもらいたいと思います。