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SIAS

2022年12月9日

脳卒中の運動障害における理学評価でよく使われるのがブルンストロームステージですが、本日はSIAS(サイアスと読みます)という脳卒中機能障害評価法を紹介します。

SIASの特徴は以下の4点です。
1、多面的な脳卒中機能障害の評価項目として必要かつ最小限の項目を含む。
2、検者一人で簡単に短時間で評価できる。
3、各項目が単一のテストによって評価できる。
4、非麻痺側機能を含んだ総合評価セットである。  

SIASは『簡便』であり、ベッドサイドや車椅子に乗ったままでも、どこでも施行できるようなテストから構成されています。施行時間は10分弱であり、慣れてくると5分程度で可能となります。しかも、打腱器と握力計、そしてメジャー以外、特別な道具はまったく必要としません。したがって、忙しい臨床の合間でも、心がけひとつで繰り返し評価することが可能です。

SIASと検索して頂くと、評価シートや評価項目が出てきますので、興味のある方は調べてみてください。