About Care症例報告

その他症例報告

その他症例報告についてご案内します。

口腔ケアにおいての一幕

昼食後に80代男性がトイレに行かれた。職員が口腔ケアに入る前に、トイレに行かれたと思っていたら、洗面所で手洗い洗剤を付けて歯磨きをしていた。直ぐに職員が気が付き、うがいをして事なきを得たが、職員びっくりして慌てた行為が、利用者様を慌てさせてしまい不穏にさせてしまいました。どんな状況であれ、声掛けはゆっくりとすることが大切だと学びました。それからは、洗面所の手洗い洗剤は大きく「手洗い」とマジックで書きました。
現在はコロナウイルス感染予防のため、洗面所に手洗い洗剤と消毒液が置いてありますが、職員の見守りの中で手洗いを行い、又定期的に職員が椅子の肘掛け、手すり、トイレ内を消毒しています。
各家庭でも消毒される事が多いと思います。間違って口に入れない様に置き場所を注意したいですね。入れ歯洗浄剤も同じく注意したいですね。

アルツハイマー型認知症

80代半ばの女性。3年前にアルツハイマー型認知症と診断された。夫と二人暮し。近くに長女家族が住み、定期的に訪問し面倒を見ている。
台所仕事や洗濯物をたたんだりする事も、段々分からなくなりボーとしていることが増えてきたとのこと。家族は認知症だから出来ないからやらせない、家族がやった方が早い、そうすればイライラしないと思っているが、本人の意欲の低下は気になるとのこと。
どうせ分からないからと決めつけるのではなく、一つひとつ声掛けしたら洗濯たたみや、味噌汁作りも出来る人が多くいます。
時間を作り、声掛けしながら行ってみると、本人の意欲の向上にもつながりますし、それが認知症の予防にも繋がっていくと思います。

70代半ばの女性

夫と2人暮らしで3年前にアルツハイマー型認知症と診断。
夫から食事は好き嫌いが多く少食で、野菜は食べないので困る。どうしたら良いのかと相談されたケースです。
デイサービスに通い始めた当初は、昼食はご飯を一口程度、副食も少し召し上がる程度。声掛けをさせて頂いても、もうお腹いっぱいと言うのみで水分も取れていませんでした。
甘いおやつは召し上がることが出来るので、嚥下に問題はないと予想されましたので、以下の内容に問題がないか、考えてみました。
お腹がすいていることが解らなくなったのか?
口に入れる事を忘れてしまったのか?
下のみ歯があり、上には入れ歯が入っていないから、噛む事が困難なのか?

何回か様子をみて、〇〇様と会話をして素麺なら食べられる様子だと思い、夫に確認してから素麺をお出しするとスルスルと全部召し上がり、副食も半分召しあがる事が出来ました。
今日は沢山召し上がって下さり嬉しいと話すと、笑顔を返して下さいました。
食事の席なども気を付けて、食べる事は楽しくて、嬉しい事だと思ってもらうことで、食事量を増やすことができました。
その方の昔好きだった食べ物や、好みを聞き出し、いろいろと試してみることが大切だと思います。